ふとんの取り扱いレシピ

羽毛ふとん

ご使用される前には

ふとんを袋から取り出した時には、梱包により圧縮されています。
ふとんを軽く振っていただきますと、空気を含みふっくらとボリュームアップして、体によくなじむようになります。

ご使用される時には

ふとんと体の間に毛布などを使うと、羽毛ふとんの本来の効果が得られません。
パジャマの上から、直接羽毛ふとんを掛けてご使用ください。
体のぬくもりでよりふっくらとして、羽毛ふとんの良さが感じられます。
寒さを感じる場合は、その上に毛布や軽いふとんを重ねてご使用ください。
ふとんの傷みや汚れを防ぎ、清潔にご使用していただくため、カバーのご使用をお勧めします。
カバーは、こまめに洗濯してください。

収納される時には

羽毛ふとんは、折りたたんでゆっくりと押さえていただくと、コンパクトになり簡単に収納できて、場所も取りませんので大変便利です。
また、収納される際は、通気性の良い収納袋をご使用ください。
しばらく使わない時は、一度日に干してから、カバーを外し、湿気の少ない場所に保管してください。
ダニやカビを防ぐため、使わない間でも、ふとんはときどき日に干して、保管場所も乾燥させてください。

羽毛の噴き出しについて

羽毛ふとんの側生地には、羽毛の噴き出しを防ぐ加工を施していますが、急激な圧力などがかかると、羽毛が噴き出すことがあります。ご使用には差し支えありませんのでご安心ください。
噴き出した羽毛は手で軽く払ってください。
掃除機のご使用は生地を傷めますのでお止めください。
また、針先ほどの小さな穴からでも、羽毛が噴き出すことがあります。
カバーを取り付ける際に、安全ピン等のご使用はお避けください。

ふとんのお手入れ

吸湿・発散性に優れている「羽毛ふとん」は、頻繁に干す必要はありませんが、月に1~2度、天気の良い乾燥した日に、カバーをかけたまま、両面を片面2時間程度ずつ干してください。保温性を高めたり、日光による消毒が期待でき、羽毛本来の機能が長持ちします。
干した時には、ふとんを強くたたかず、ほこりを払う程度にしてください。
ふとんを強くたたくと、生地や羽毛が傷む原因になります。

ふとんの洗い方

部分的に生地が汚れたら、汚れた場所だけ「つまみ洗い」し、十分に乾燥させてください。
クリーニングに出される時は、ふとん店またはクリーニング店によくご相談の上、ご依頼ください。

羽毛ふとんは、長年使用されると汗や脂などの汚れとともに、羽毛も損傷し、暖かさも低下しますので、以下のようにメンテナンス、買い替えをお勧めします。

メンテナンス
クリーニング … 2~3年に一度、リフォーム … 5~6年、買い替え … 10年目